Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

本日の学び:観察のフリ

低学年のスクールを担当しました。

 

最初に行ったのは鬼ごっこ

 

前のチームからの僕の十八番でもあります。

 

最初に氷鬼。

 

次ドリブル鬼。

 

氷鬼はまあまあ楽しく。

 

子供たちの身体も動いてましたし

 

顔つきも活き活きしてました。

 

しかし問題が起きたのは3回目。

 

明らかに子供たちは疲れていました。

 

インターバルを置かずに3分程度の尺で

 

2本行ったので明らかに

 

動きが鈍っていました。

 

その兆候は確かに2回目にあり。

 

しかも、2回目は会心の出来でした。

 

2回目の鬼は全員タッチ。

 

そこで綺麗に終わらせてしまった方が

 

子供たちはスッキリと次の練習に行けたかもしれません。

 

そこの見極めですね。

 

最初のかけっこでも

 

僕は勝たせるべき子を上手く優遇することができていませんでした。

 

それもこれも原因は

 

「観察のフリ」

 

です。

 

子供たちを見ます。

 

当然です。

 

ですが「見ているだけ」の状態です。

 

目を配っていはいるけど

 

そこから情報をインプットすることができていません。

 

例えば給水のとき。

 

ちゃんと子供たちの様子を観察します。

 

さらにそこで

 

「水を飲んでいない子がいないか」

 

を見られているかどうか。

 

練習中にコーチが見ていないからと

 

ふざけている子がいないか。

 

コーチがいないところで喧嘩が起きていないか。

 

コーチは常に

 

「観察」するだけではなく

 

「観察」から情報をインプットすることが大切

 

だと学びました。

 

いやあ、ついついぼーっとしちゃうのが僕の悪い癖なんですよね。

 

自分の世界に閉じこもりがちで

 

つい周りが見えなくなってしまうんです。

 

だけどそこは「広い視野」を常に持つことを忘れずに。

 

中心視野だけではなく、周辺視野も上手く使いながら。

 

コーチングは目の前のグループにしてるんだけど

 

実は他のグループも目で追ってるとか。

 

そういった視野の置き方も意識する必要がありそうです。

 

いずれにしても

 

「フリ」

 

ではなく

 

「観察」

 

にしていかなければいけない。

 

視野を広く持って。

 

どこか一点に集中するときも必要ですが

 

コーチが一人しかいない場合は

 

特に広い視野であらゆる情報を

 

常時仕入れる必要があることを学びました。

 

気持ちが前のめりになりそうなときほど

 

一歩引いた視点で全体を眺める余裕が欲しい。

 

本当にコーチって奥が深いですね。