Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

本日の学び:大失敗

昨日の練習は地獄でした。

 

僕が担当したのは中学年。

 

新3,4年生あたりの年代です。

 

年度初めということもあり

 

体験の子が来てくれたり。

 

新たなスタートを迎えました。

 

しかし

 

そんなフレッシュな雰囲気とは程遠く。

 

かなりゴタゴタの多い練習になってしまいました。

 

まずは僕の観察不足が招いた

 

体験の子の涙。

 

コーチとして

 

「子供たちの安全を確保」

 

する事は義務です。

 

その子は練習中に

 

「そこは○○して!」

 

とかなり強めの口調で他の子に言われてしまったらしく。

 

僕はそれに気づくことが出来ませんでした。

 

いろいろ策を講じる以前の問題です。

 

勇気を出してスクールから育成にチャレンジしてくれたのに

 

いきなり強い口調で言われてしまったら

 

楽しいわけがありません。

 

マズローの欲求階層説でもある通り

 

「安心・安全欲求」

 

というのは生理的欲求の上にある

 

低次の欲求です。

 

そこすらも満たされないのならば

 

その組織に属する事は難しくなります。

 

僕はそれを意識出来ておらず

 

「どうしたら練習を成功させられるか」

 

ばかりに目が行っていました。

 

もちろんそれも大切です。

 

でもこの時期というのは体験の子も多く

 

「今いる子らを満足させるよりも、その子らを手厚くサポートするくらいが丁度良い」

 

という風に代表にも言われました。

 

当然そうなると他の子は疎かになりますが

 

それよりもクラブ員を増やす事を第一に考える

 

今は「その時期」だと強く意識すべきだと反省しました。

 

その他にも失敗はありました。

 

まずは練習の強度がかなり落ちてしまったこと。

 

それによって

 

喧嘩や怪我が頻発してしまったこと。

 

どれも

 

「コントロールが利かなくなった」

 

故に引き起こされた問題と言っても過言ではありません。

 

コーチがしっかりコントロールして

 

集中力をフルに使って練習に取り組めれば

 

そもそも喧嘩したりふざけたりする余地は

 

生まれないはずですからね。

 

コレは自他共に認める

 

僕の一番の課題でもあります。

 

僕は「厳しいコーチ」にまだなりきれていません。

 

「子供達主導で」

 

とか

 

「とにかくポジティブな声かけで」

 

とか

 

「選手に寄り添って」

 

とか

 

綺麗事だけで済まそうとしてしまいます。

 

だって嫌われたくないから。

 

みんなそうでしょ?

 

僕なんかは特に昔から

 

「嫌われることを過度に嫌う性格」

 

でしたから。

 

友達と何をどう話すか

 

○○と言ったら嫌われてしまうんじゃないか

 

話している時はどういう態度で

 

どういう顔で話せばいいのか

 

などを神経質に気にしすぎて

 

コミュニケーションが破綻することもしばしば。

 

丁度怪我なども重なって

 

精神的に不安定になり

 

精神科に通っていた時期もありました。

 

どうやったら気に入られるか。

 

どうやったら友達でいられるのか。

 

他人との関わりに神経質になった経験があるからこそ

 

僕は人一倍

 

「人から好かれたい」

 

という気持ちが強いと自負しています。

 

でも

 

「好かれたい」という気持ちが根本にある状態ではチームが全く機能しない

 

ことは、多くのコーチの共感を得られると思います。

 

確か元日本代表監督の岡田武史さんも

 

同じような事をおっしゃっていましたね。

 

僕は先日「ブレイクスルー」についての記事を書きました。

 

まさに僕が次乗り越えるべき「壁」は

 

ここにあると思います。

 

「嫌われる勇気」

 

早速僕は7km先にあるジュンク堂書店に行き

 

安藤広大さん著の

 

「リーダーの仮面」

 

と國分大紀さん著の

 

「最高のフィードバック」

 

という本を買ってきました。

 

この2つを読んで

 

「本物の信頼関係の築き方」

 

について学ぼうと思います。

 

今は正直苦しさしかありません。

 

「これも経験だ!」

 

なんて口では言うものの

 

メンタルはズタボロです。

 

それでも前向きに頑張れるということは

 

やっぱり僕はサッカーが好きで

 

子供たちが好きなんだなあ

 

と改めて実感しているところです。

 

何度失敗しても引っ張り上げようとしてくれる

 

代表とKコーチのためにも

 

一緒に悩んで苦しんで

 

いつも相談に乗ってくれて

 

新しい発見を産んでくれる

 

Yコーチのためにも。

 

成長スピードをどんどん上げて

 

早く「常に及第点が取れる」コーチになりたいです。

 

皆さんも共に頑張りましょう!🔥