Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

本日の学び:厳しくやらないと楽しくない

「突っ立ってるだけじゃ何にもならないから」

 

僕が尊敬するKコーチに言われた一言です。

 

その日はTRM。

 

僕は試合前のアップで中々気分が乗らない子供たちを

 

ただただ傍観していました。

 

「何かを言うべきか言わざるべきか」

 

僕はずっと悩んだ挙げ句

 

無言を貫いていました。

 

しかしそれではダメなんです。

 

U12とかは別ですよ。

 

何かを言わずとも自分たちで声をかけあって

 

毎回「それなりの」集中力と強度で

 

練習や試合に臨んでくれます。

 

しかしU10位の子供たちはどうでしょう。

 

恐らくコーチが尻を叩かなければ

 

自分達でやる気を出すことは不可能だと思います。

 

まあそれもレベルによりますけど。

 

だからコーチは「声」で選手のやる気を引き出す必要があります。

 

僕はそれを改めて痛感しました。

 

実際に僕が大声で叱咤するようになると

 

選手たちの集中力と強度は見違えるように高まりました。

 

それはスクール生相手だろうと同じです。

 

もちろんコーチングの内容は簡単にはなります。

 

けれど「強度」を意識させるのは共通です。

 

「はい!ディフェンスもっと寄せよう!」

「取られたらすぐ取り返す!」

 

これくらいの声かけは必要です。

 

僕はようやく甘さが解けてきた気がします。

 

遠慮は逆効果です。

 

「まだスクール生だから...」

 

とか

 

「サッカーが嫌いになったらどうしよう」

 

とか。

 

そんな事は考えるだけ無駄です。

 

だってもしコーチが何も言わなかったら

 

何も起きないですから。

 

むしろ「マイナス」になります。

 

選手はだらけるし

 

試合だったら一方的な展開になるし。

 

だから相手が誰であろうと

 

最低限サッカーに必要な「知識」

 

「強度」を植え付けるようなコーチングは必要です。

 

スポーツってそもそもそういうもんじゃないですか。

 

一生懸命やるから楽しい。

 

全く疲れない楽なだけのスポーツをしたいなら

 

友達と集まって公園で草サッカーでもすればいい。

 

そうじゃなくて

 

「サッカー」を学びに来ている子達に対しては

 

しっかりとサッカーを通して

 

「成長」を実感してもらいたい。

 

そう考えた時にまず「強度」は最低限です。

 

そのためにはコーチの「厳しい声かけ」が絶対不可欠。

 

今一度それを肝に命じて

 

また明日から現場に立ちたいと思います。