Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

自己効力感

ホウレンソウを怠らない。

 

これ社会人の基本です。

 

はい、僕は出来ていませんでした。

 

そのことについて厳しくお叱りを受けたわけなのですが

 

まあその話は置いておいて。

 

社会人の方はしっかりとホウレンソウをしてください。

 

たとえ小さな事でも問題があれば

 

すぐに報告することが大切です。

 

小さな問題でも放置しておくと

 

あずかり知らないところで大きな問題になってしまったり

 

問題を共有していないことで

 

負う必要の無い責任まで負うことになります。

 

自戒も込めて。

 

今回は僕が尊敬するKコーチと

 

「自己効力感」

 

についての議論をしました。

 

まあ議論といっても

 

対等ではないですが。

 

自己効力感とは

 

「自分ならやれば出来る」

 

という気持ちのことです。

 

Kコーチはそれを測るテストがあり

 

16個の質問のうち15個くらいが当てはまったそうです。

 

つまりKコーチはめちゃくちゃ自己効力感が高いということです。

 

平均がどうやら6個くらいなので

 

かなり抜きん出た数字ということになります。

 

Kコーチは日々精力的に活動しています。

 

現場に出るのはもちろん

 

SNSで積極的に情報発信したり

 

スペインにコーチ留学したり。

 

本人曰く

 

「自信はないけど、まあ自分なら出来るんじゃね」

 

って感覚が常にあるそうです。

 

「自分なら出来る」

 

って気持ちが強い人は

 

何事にも積極果敢にチャレンジして

 

チャレンジする回数が多い分失敗も多いけど

 

成功体験も積み重ねている。

 

逆に自己効力感が低い人は

 

「どうせ自分なんて...」

 

と思ってしまっているから

 

何事に対しても消極的で無頓着。

 

出来ない理由探しから始めてしまいます。

 

じゃあどちらの方が

 

社会を強く生き抜くことが出来るか。

 

社会で必要とされる人材か。

 

って聞かれたら言うまでもないですよね。

 

つまり

 

自己効力感を高めるその一点こそ、サッカーが上達する近道

 

なのです。

 

全てがそこに集約されると言っても過言ではないと思います。

 

じゃあどうすれば自己効力感を高めることが出来るのか。

 

これは皆さんご存じかと思います。

 

「少し難しい課題を与える」

 

ことによって

 

それをクリアした時に得られる達成感

 

を積み重ねていくことです。

 

それしかありません。

 

全ては成功体験の数で決まると思っています。

 

そしてその積み重ねた自己効力感が

 

その後の人生をしっかりと支える

 

太い根っこになるはずです。

 

Kコーチの話を聞きながら

 

「確かに」

 

と何度も頷いてしまいました。

 

コーチの頭を悩ませる諸問題も

 

これ1つで解決出来そうな気もします。

 

もうちょっと深く言語化出来るようになってから

 

もう1度記事にしたいと思います。

フロー状態に入れたい

フロー状態。

 

ゾーンとも呼ばれたりしますが

 

物事に没頭している状態を指します。

 

僕が担当している子達は4年生以下。

 

中々練習に没頭してくれません。

 

どうすればフローに近い状態に

 

意図的に入れることが出来るのか。

 

フローについて解説した記事によると

 

・極度に集中している
・自意識が低下する
・時間感覚が歪む
・取り組みが苦にならない
・目標が明確になっている
・状況を自分がコントロールできる感覚がある
・成功する可能性があると信じられている
・すぐに直接的なフィードバックが返ってくる
・スキルとチャレンジのバランスが取れている

 

という9つの要素が重要らしいです。

 

この9つ全ての要素が揃った時に初めて

 

フロー状態に入ることが出来ます。

 

じゃあこれをどう現場に活かすか。

 

そもそも4年生が持っている集中力なんて

 

たかが知れています。

 

たとえ集中状態に入れたとしても

 

どこかの要素が欠けた瞬間に

 

全てが無に帰してしまう。

 

そう考えると

 

いかにどこの時間どこのメニュー

 

で短時間の集中状態を作り出すか

 

ということになります。

 

おそらくメニューの最初と

 

スキルが定着し始める数分が

 

ピークになるだろうと思います。

 

そこに全集中を込めて

 

フィードバックを行い

 

キーファクターを教えるのも

 

その時間帯が最適になるかと。

 

僕が9つの要素の中で欠けているのは

 

「目標を明確にする」

 

でしょうか。

 

今はどの練習も漫然とやってしまっている気がします。

 

そうではなく練習の初めに

 

・これはどういう練習か

・試合のどの場面を想定した練習か

 

などをざっとでも説明すべきなんでしょうね。

 

確かに「何のために」が欠けていると

 

完全に入り込む事は不可能でしょうからね。

 

次からは9つの要素を意識しながら

 

フロー状態に意図的に入れることは可能なのかどうか

 

可能ならどれくらいの時間が限度なのか

 

しっかりと見極めていきたいと思います。

 

 

本日の学び:基準を明確に

この前のスクールでまた自分の課題がはっきりしました。

 

最初に行った鬼ごっこでのこと。

 

絶対に一人はいます。

 

コーチの後ろに隠れる子。

 

前のクラブでもいました。

 

そのときの僕は少し引っかかる部分がありつつも

 

「まあ楽んでるみたいだしスルーするか」

 

という感じで見逃しました。

 

その後の1対1や2対2でも同じように

 

・ふてくされてしまう子

・座り込んでしまう子

・求めていないプレーをしてしまう子

 

自由に振る舞うことを許容してしまいました。

 

それが行き過ぎると全くコントロールが利かない状態になってしまいます。

 

それをウチのクラブの先輩は

 

「チーム崩壊」

 

と呼んだりします。

 

ピッチ内外問わずにコーチの仕事として

 

子供たちに

 

「基準を示すこと」

 

があります。

 

これはほぼ全てにおいて言えると思います。

 

例えば鬼ごっこの場面であれば

 

コーチに隠れてふざけるのは

 

「OKなのかNGなのか」

 

そこをしっかりジャッジすることが大切になります。

 

僕が取るべき行動は間違いなく

 

「それは止めて」

 

でした。

 

僕が求める楽しさはそこにありません。

 

一生懸命やって勝ったり負けたりを繰り返しながら成長する。

 

そこにしか僕にとっての楽しさはありません。

 

だから次からははっきり

 

「ダメ」

 

と言うつもりです。

 

そこが曖昧になると

 

「前は見逃してくれたのに」

 

とか

 

「あの子に対しては良いって言ってたのに」

 

となります。

 

いつかの記事にも書きました

 

「ルールを決める」

 

と考え方は一緒です。

 

コーチが定めた基準があれば子供たちはそれに適応せざるを得ません。

 

その基準は全てにおいて

 

「出来るか出来ないか」

 

にとどめることも大切だと感じました。

 

いわゆる「姿勢のルール」ってやつです。

 

・練習中は座らない

・ふざけない

・無駄話をしない

 

これらは誰でも意識すれば出来ます。

 

そういった基準をコーチの中で整理し

 

現場で子供たちに伝えていく。

 

もちろん細かいテクニックは必要になると思います。

 

ふてくされた子への対応はデリケートです。

 

でも特別扱いをしてはいけません。

 

僕の先輩が取った行動は

 

ふてくされた子が

 

「相手に大人がいるからずるい」

 

と言ったのを聞いて

 

「じゃあ大人が抜けた代わりに人数が少ない相手チームに行って」

 

という解決策を出しました。

 

直前に怪我人が一人出て少なくなっており

 

代わりに相手チームにはコーチが入っていました。

 

大人が容赦無く得点を決めるのを見て

 

「ずるい」

 

と言ったわけです。

 

理屈は分かります。

 

確かに大人はレベチです。

 

でも僕からしてみたら

 

「大人が相手でも果敢に挑んで欲しい」

 

わけです。

 

じゃあそれを言葉にしたところで響くかどうかは

 

その子の人間性次第。

 

僕は響かないと思いました。

 

なぜなら僕がその子にとってそこまで大きな存在ではないから。

 

じゃあどうするか。

 

というところで思考が停止していましたが

 

先輩が上手く助け船を出してくれたことで

 

なんとか丸く収まりました。

 

コーチが抜けた穴にその子が入ることによって

 

「じゃああなたが頑張って人数の穴を埋めてください」

 

という舞台を演出するわけです。

 

上から押さえつけるわけでもなく

 

厳しい言葉を投げかけるわけでもなく

 

上手く対応してその場を収める。

 

本当に先輩には頭が上がりません。

 

まあそこら辺の経験がなせるテクニックは置いておいて

 

まず僕がすべきなのは

 

「基準を明確に設定して、それを選手に示す」

 

ことだと思います。

 

あれはダメ。これはOK。こうして欲しい。

 

というのを選手に伝え、共有する。

 

プレー面でもそうですね。

 

常に100%でプレーする。

 

斜めのポジションを取る

 

近くの選手が動いたら隣の選手が入ってくる

 

とか。

 

まずは普遍的な基準を作り

 

それに反する行動にはしっかりと×を提示する。

 

ここから修正していきたいと思います。

準備で決まる?

日々現場に立ち

 

先輩コーチにもいろいろフィードバックをもらうことができ

 

プロコーチとして、毎日成長を実感しています。

 

自分が成長するために必要なことの1つとして

 

大きくウエイトを占めると最近感じているのは

 

「準備」です。

 

準備は皆さん等しくされていると思います。

 

僕はその準備が甘々でした。

 

メニューは決めます。

 

でも

 

「そのメニューが上手くいかなかったら?」

「グラウンドのどこでメニューを行って、いつ次のメニューの準備をするのか?」

「段階的にどのような課題を与えるのか?」

「問題が発生したときにどのような対処をするのか?」

 

などなど。

 

細部まで詰めることが出来ていませんでした。

 

その結果どうなったか。

 

選手が練習に没頭出来ずに

 

間に何もしない時間が生まれたり

 

内容が簡単過ぎて飽きてしまったり

 

という現象が表れます。

 

それをなくすためには

 

もちろん現場でのコーチングも重要です。

 

いつ・何を・どのように言うのか。

 

でもそれに気を配るだけでは

 

十分とは言えません。

 

そこで重要になるのは

 

「どれくらいトレーニングの準備をしたか」

 

だと思っています。

 

レーニング進行のシュミレーションはまず初歩的な部分。

 

ここもまだスムーズとは言えませんが

 

僕が次に取り組んでいる課題は

 

「難易度の調整」

 

です。

 

上手いコーチは本当に上手いですよね。

 

即席で難易度を調節するのが。

 

例えば1対1の練習において

 

選手が飽きてきていると感じたら

 

即座に

 

「オフェンスは早く仕掛けてディフェンスも早く寄せよう」

 

というアドバイスを入れたり。

 

個々のレベルにあった課題を提供できるコーチはやはり強い。

 

僕が最近準備しているのは

 

「フェイント」

 

 

「方向転換(ターン)」

 

です。

 

これらを個々の習熟度に合わせて

 

「①クローズ」

「②セミオープン」

「③オープン」

 

で使い分けます。

 

あらかじめグループ分けをし

 

初心者に近い子達にはとにかく①で

 

フェイントや方向転換を繰り返し行い

 

それらを反復することで身体に染みこませ

 

ある程度出来る子らには

 

②で軽くディフェンスを付けて行い

 

より実戦に近づけて行く

 

フェイントや方向転換はいわば

 

サッカーを楽しむための原点。

 

僕は40年前くらいにクーバーが発売したDVDからヒントを得ました。

 

リフティングやパス練習も悪くないですが

 

子供全員がサッカーを好きになるためには

 

フェイントとターンは必要不可欠だと思っています。

 

まあこの考えは数ヶ月先になってみないと立証出来ませんが。

 

後はグループ分けも重要です。

 

習熟度で分けるだけでは多分不十分で

 

そこに

 

「集中して行える性格」

「初心者の子に寄り添える」

 

かどうかも加味する必要があります。

 

もちろん子供同士の相性も。

 

グルーピングした上で現場でどう運用するのか。

 

グループ分けすることで全体を見る難易度はさらに上がります。

 

アシスタントの方がいるので

 

上手く分担しつつ見ることになりそうですが

 

果たして上手くいくかどうか。

 

恐らくですが

 

最初の頃は行ったり来たりで

 

フィードバックすらままならないと思います。

 

あからさまに態度で

 

「飽きた」

 

を表明する子も出ると思います。

 

でも上手くオーガナイズ出来ないからと言って

 

避けては通れない道だと思っています。

 

だって試合で使えるようになれば

 

確実にサッカーが楽しくなるから。

 

ドリルにはどうしても

 

「忍耐」

 

が必要になると思っています。

 

子供たち優先で

 

「とにかくゲームをやらせる」

 

ではやっぱり成長速度は上がらない。

 

コーチが失敗を恐れずにチャレンジを続けていれば

 

きっと子供達も徐々に分かってくると思います。

 

その

 

「分かってきた瞬間」

 

さえコーチが見逃さなければ。

 

しっかりと準備をして

 

次の練習に臨もうと思います。

本日の学び:適切な課題を与える

本日はTRMの日

 

僕はU11を担当しました。

 

今日学んだのは

 

一人一人に見合った

 

適切な課題を与えるということ

 

チームとしてやりたいサッカーを提示しつつも

 

個人がどの位のレベルにいるのか

 

を見極めて

 

個々にあった課題を提示していきます。

 

例えばウチのクラブは

 

ビルドアップによる前進

 

年代問わず実践しています

 

ですがただミーティングで

 

「慌てずに下から繋いで...」

 

とか言っても多分無理です。

 

ビルドアップをやるにしても

 

ダイレクトなサッカーをやるにしても

 

「このポジションはこう動いてこう貰う」

 

というのが型としてある程度決まっています。

 

例えばCBは身体の向きを

 

相手が見えるように準備しておく必要があります

 

ボランチはCBとなるべく縦関係にならずに

 

斜めの位置で貰う必要があります

 

そこで個々がどのレベルまで出来ているのか

 

を見極めます

 

例えば全てにおいて不足している選手なら

 

まずは

 

「下がって受けるポジショニング」

 

とボールを受けた後に

 

「まずはサイドの選手に付けることを意識してみよう」

 

というごくごくシンプルな課題を与えます

 

もしある程度捌けるCBならば

 

「前からはめに来たときにサイドの裏を狙ってみよう」

 

と難易度を上げて行きます。

 

そうやって個々の状態を見極めたタスクを与えて

 

それを積み重ねていくことで

 

自然とゲームモデルは組み上がっていく

 

というイメージの片鱗が出来てきました。

 

ただこれを実践するには

 

それぞれの選手が今どの段階にいて

 

次にどんなタスクを与えればいいのか

 

見極める「眼」が必要になります。

 

もちろん「次」がどの段階なのか

 

知っておく必要があります

 

個々のレベルを考慮せずに

 

一律のタスクを与えても

 

あんまり上手く行かないと思います

 

今日対戦したチームもそうでした

 

繋ぎたいんだろうな

 

とは思いつつも

 

ポジションごとの役割が明確になっていないので

 

何となく下げて

 

何となくドリブルして

 

何となくパスしている状態

 

そうでは無く

 

しっかりとコーチの頭の中に

 

それぞれのポジションのタスクが

 

入っていなければなりません

 

それを今日痛感しました

 

今日だけでもだいぶ収穫はあったので

 

また次回の試合でもKコーチが

 

「どんなタスクを与えているのか」

 

をじっくり観察したいと思います。

本日の学び:「コーチ自身」をモチベートする

松岡修造になる

 

言葉にするのは簡単です

 

でもあれ位まで助走なしで持って行くのは

 

常人には無理だと思います

 

いくらスイッチを入れようと思っても

 

あのレベルまで行くには

 

何段も階段を飛ばさないといけません

 

なのでそれは現実的ではなく。

 

じゃあどうすればいいのか

 

子供たちをモチベートするのと同じように

 

自分をモチベートする必要がある

 

と僕は思います

 

対人練習を思い出してください

 

1対1や2対2など

 

を思い浮かべてもらえば分かる通り

 

相手がいる練習っていうのは

 

コーチの気持ちも上がっていきますよね

 

見ていて楽しいから

 

つまりは自分も楽しめなければ

 

子供たちを楽しませることは出来ないということ

 

だから

 

「自分が楽しむための仕掛け」

 

がどの練習にも必要になります

 

一番難しいのは

 

経験者ならご存じの通り

 

相手がいない

 

「ドリルトレーニング」

 

です。

 

プレーしている子供たちもそうですし

 

見ている大人側も

 

「今は自分との戦いだ」

 

と綺麗事を並べたりして

 

無言を貫いてしまいがちですよね

 

僕も先日のスクールでそういう状態でした

 

黙々と練習しているのを

 

集中している状態と勘違いして

 

軽くコーチングを入れる程度でした

 

確かにふざけるよりかはマシでしょう

 

でも子供たちの無言は

 

高い確率で「集中」ではありません

 

それは「退屈」に近い状態と捉えていいでしょう。

 

子供たち相手に

 

「とにかく自分の最高を超えよう」

 

と促すだけでは

 

上手くモチベートすることは出来ませんでした

 

そこでKコーチが介入して

 

どんな策を施したか

 

Kコーチは「課題」を設定しました

 

「左足も使いつつ、ノーバンにも2,3回チャレンジしてみよう」

 

コーチングの熱は前回触れた通り

 

それに加えて

 

ただボールを利き足で真上に上げるだけの

 

退屈な練習が

 

「少し難しい課題」

 

を設定することで一気に

 

「失敗するかもしれない」

 

緊張感のある練習に早変わりしました

 

そこで子供たちと同様

 

自分自身も楽しめている

 

ことに気づきました

 

・新しいことに挑戦する子供の姿

・コーチの言ったことに素直に挑戦してくれる姿

・言葉の引き出しが増えた

 

いろんな「外的要因」がコーチ自身を

 

モチベートしてくれました。

 

ただのリフティングが

 

「子供も大人も楽しめる練習」

 

に変身しました。

 

つまり自分を無理矢理引き上げる方法よりも

 

上手く課題を設定して

 

難易度を調整した方が

 

自分の気持ちも持って行きやすいのでは

 

ということです。

 

Kコーチは最後に

 

「じゃあ来週までに新しいフェイントを一個覚えて練習してきてね」

 

と子供たちにお願いをして

 

子供たちは素直に返事をしていました

 

フェイントが1個増えれば

 

対人の駆け引きにより幅が出ます

 

次はまた1つフェイントを覚えて

 

その次はディフェンスの寄せ方を覚えて

 

またその次はフェイントを1個覚えて...

 

と延々と

 

「少し難しい技術の習得」

 

を繰り返していけば

 

練習の強度とエンターテイメント性は増し

 

大人も楽しい

 

子供も成長を実感できて楽しい

 

という最高の状態に持って行けるのでは

 

と妄想をしてしまいます。

 

前回と併せて

 

「熱量のあるコーチング」

「少し難しい課題の設定」

 

が今の僕には必要であると思います。

 

まあ焦らずに気負わずに

 

少しずつやっていこうと思います。

 

本日の学び:モチベーションが全て

やる気があれば何でも出来る。

 

先日のスクールで体感しました。

 

僕は最初の練習でリフティングをしました。

 

対象は1~3年生の7人。

 

僕は漫然とその練習をこなしていました。

 

とりあえずやろうか

 

って感じ。

 

とにかく自分の最高記録を目指そう

 

って感じで

 

パッションに欠けたコーチングをしていました。

 

「自分の最高記録を目指してみよう」

「落としても走って取りに行こう」

 

回数に挑戦してもらいつつ

 

「まあとにかくボールをいっぱい蹴って貰おう」

 

って感じで漫然とやってしまいました。

 

しかし子供達には全く響かず。

 

黙々とただリフティングをするのみ。

 

そこでKコーチが介入して

 

「いい?今から逆足も積極的に使っていこう。後はワンバンの中にノーバンも混ぜていこう。出来たらコーチに教えて」

 

と子供たちを集めて言いました。

 

するとどうでしょう。

 

子供たちの顔が急に活き活きしだしました。

 

もちろん変わったのはメニューだけではありません。

 

一番大きかったのはKコーチのコーチング。

 

「もう1回!いける!」

「ナイス!よく触った!」

 

とにかく子供たちを鼓舞し続けるコーチングをしていました。

 

声かけ1つでここまで変わるもんかと。

 

僕が学んだのは

 

モチベーションが全て

 

ということ。

 

皆さんもモチベーションが無いと何も出来ないですよね。

 

生活に必要な買い物ですら

 

そのときに自分の気持ちが乗っていないと

 

行きたくないときってありますよね?

 

子供たちはなおさら

 

自分をモチベートする術を知りません。

 

つまらないものはやりたくない

 

大人よりもはっきりしています。

 

例えそれが自分が興味のあることでも

 

楽しくないと自発的には行えません。

 

コーチに求められているのはつまり

 

そういうことではないでしょうか。

 

子供たちが進んで取り組む姿勢になれるように

 

サポートすること

 

子供たちを引っ張り上げること

 

少し難しいことにチャレンジして

 

今まで出来なかったことが出来るようになること

 

その成功体験を作ってあげること

 

なんか一気に頭がクリアになった気がします。

 

代表とも話をしましたが

 

子供相手には

 

「松岡修造になる」

 

が一番手っ取り早いのではと。

 

パッションを前面に出す

 

傍から見ればあれってギャグですよね

 

明らかにキャラ作ってんだろ

 

って誰もが思います

 

でもそれくらいが結局丁度いいんじゃないかと。

 

中途半端なのが一番痛いです。

 

殻を破ろうとしているんだけど

 

自分の中で踏ん切りが付いていない状態

 

スイッチを半分くらい入れた状態

 

それが傍から見てて一番切ないです。

 

「頑張ってるのは分かるけど...」

 

と目を逸らしたくなるやつです。

 

学校でもそういう人いましたね

 

キャラを作ろうとしてるのは分かるけど

 

明らかに無理してるだろってやつ

 

そうではなく

 

キャラになりきるなら徹底的になりきる

 

そうでないと子供たちと

 

本当の意味で繋がることは出来ないと思いました。

 

たまに公式戦とかでも見ますよね。

 

ベンチも含めてチーム全員で戦っている光景

 

あれを僕は自分のチームで作りたいんです

 

そのためには

 

子供たちを1つ上のステージに引き上げる

 

子供たちと心の底から繋がる

 

必要があることを学びました。

 

きっと次の僕の課題はここでしょう。

 

パッションを前面に押し出し

 

「君ならやれるよ」

 

と無条件に背中を押し

 

常に新しい道を作って

 

見たことのない景色を見せてあげる

 

その積み重ねが

 

「信頼関係」

 

に繋がる。

 

それが本当のチームビルディングではないでしょうか

 

今までは少し難しく考えすぎてたかもしれません。

 

自分の殻を破れるかどうか

 

だけです。

 

ただそうは言っても

 

自分の殻を破るのもそう単純ではありません

 

そこで僕は自分を鼓舞する仕掛けも

 

同時に必要だと感じました。

 

それはまた次の記事に譲ります。