Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

本日の学び:適切な課題を与える

本日はTRMの日

 

僕はU11を担当しました。

 

今日学んだのは

 

一人一人に見合った

 

適切な課題を与えるということ

 

チームとしてやりたいサッカーを提示しつつも

 

個人がどの位のレベルにいるのか

 

を見極めて

 

個々にあった課題を提示していきます。

 

例えばウチのクラブは

 

ビルドアップによる前進

 

年代問わず実践しています

 

ですがただミーティングで

 

「慌てずに下から繋いで...」

 

とか言っても多分無理です。

 

ビルドアップをやるにしても

 

ダイレクトなサッカーをやるにしても

 

「このポジションはこう動いてこう貰う」

 

というのが型としてある程度決まっています。

 

例えばCBは身体の向きを

 

相手が見えるように準備しておく必要があります

 

ボランチはCBとなるべく縦関係にならずに

 

斜めの位置で貰う必要があります

 

そこで個々がどのレベルまで出来ているのか

 

を見極めます

 

例えば全てにおいて不足している選手なら

 

まずは

 

「下がって受けるポジショニング」

 

とボールを受けた後に

 

「まずはサイドの選手に付けることを意識してみよう」

 

というごくごくシンプルな課題を与えます

 

もしある程度捌けるCBならば

 

「前からはめに来たときにサイドの裏を狙ってみよう」

 

と難易度を上げて行きます。

 

そうやって個々の状態を見極めたタスクを与えて

 

それを積み重ねていくことで

 

自然とゲームモデルは組み上がっていく

 

というイメージの片鱗が出来てきました。

 

ただこれを実践するには

 

それぞれの選手が今どの段階にいて

 

次にどんなタスクを与えればいいのか

 

見極める「眼」が必要になります。

 

もちろん「次」がどの段階なのか

 

知っておく必要があります

 

個々のレベルを考慮せずに

 

一律のタスクを与えても

 

あんまり上手く行かないと思います

 

今日対戦したチームもそうでした

 

繋ぎたいんだろうな

 

とは思いつつも

 

ポジションごとの役割が明確になっていないので

 

何となく下げて

 

何となくドリブルして

 

何となくパスしている状態

 

そうでは無く

 

しっかりとコーチの頭の中に

 

それぞれのポジションのタスクが

 

入っていなければなりません

 

それを今日痛感しました

 

今日だけでもだいぶ収穫はあったので

 

また次回の試合でもKコーチが

 

「どんなタスクを与えているのか」

 

をじっくり観察したいと思います。