Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

本日の学び:「コーチ自身」をモチベートする

松岡修造になる

 

言葉にするのは簡単です

 

でもあれ位まで助走なしで持って行くのは

 

常人には無理だと思います

 

いくらスイッチを入れようと思っても

 

あのレベルまで行くには

 

何段も階段を飛ばさないといけません

 

なのでそれは現実的ではなく。

 

じゃあどうすればいいのか

 

子供たちをモチベートするのと同じように

 

自分をモチベートする必要がある

 

と僕は思います

 

対人練習を思い出してください

 

1対1や2対2など

 

を思い浮かべてもらえば分かる通り

 

相手がいる練習っていうのは

 

コーチの気持ちも上がっていきますよね

 

見ていて楽しいから

 

つまりは自分も楽しめなければ

 

子供たちを楽しませることは出来ないということ

 

だから

 

「自分が楽しむための仕掛け」

 

がどの練習にも必要になります

 

一番難しいのは

 

経験者ならご存じの通り

 

相手がいない

 

「ドリルトレーニング」

 

です。

 

プレーしている子供たちもそうですし

 

見ている大人側も

 

「今は自分との戦いだ」

 

と綺麗事を並べたりして

 

無言を貫いてしまいがちですよね

 

僕も先日のスクールでそういう状態でした

 

黙々と練習しているのを

 

集中している状態と勘違いして

 

軽くコーチングを入れる程度でした

 

確かにふざけるよりかはマシでしょう

 

でも子供たちの無言は

 

高い確率で「集中」ではありません

 

それは「退屈」に近い状態と捉えていいでしょう。

 

子供たち相手に

 

「とにかく自分の最高を超えよう」

 

と促すだけでは

 

上手くモチベートすることは出来ませんでした

 

そこでKコーチが介入して

 

どんな策を施したか

 

Kコーチは「課題」を設定しました

 

「左足も使いつつ、ノーバンにも2,3回チャレンジしてみよう」

 

コーチングの熱は前回触れた通り

 

それに加えて

 

ただボールを利き足で真上に上げるだけの

 

退屈な練習が

 

「少し難しい課題」

 

を設定することで一気に

 

「失敗するかもしれない」

 

緊張感のある練習に早変わりしました

 

そこで子供たちと同様

 

自分自身も楽しめている

 

ことに気づきました

 

・新しいことに挑戦する子供の姿

・コーチの言ったことに素直に挑戦してくれる姿

・言葉の引き出しが増えた

 

いろんな「外的要因」がコーチ自身を

 

モチベートしてくれました。

 

ただのリフティングが

 

「子供も大人も楽しめる練習」

 

に変身しました。

 

つまり自分を無理矢理引き上げる方法よりも

 

上手く課題を設定して

 

難易度を調整した方が

 

自分の気持ちも持って行きやすいのでは

 

ということです。

 

Kコーチは最後に

 

「じゃあ来週までに新しいフェイントを一個覚えて練習してきてね」

 

と子供たちにお願いをして

 

子供たちは素直に返事をしていました

 

フェイントが1個増えれば

 

対人の駆け引きにより幅が出ます

 

次はまた1つフェイントを覚えて

 

その次はディフェンスの寄せ方を覚えて

 

またその次はフェイントを1個覚えて...

 

と延々と

 

「少し難しい技術の習得」

 

を繰り返していけば

 

練習の強度とエンターテイメント性は増し

 

大人も楽しい

 

子供も成長を実感できて楽しい

 

という最高の状態に持って行けるのでは

 

と妄想をしてしまいます。

 

前回と併せて

 

「熱量のあるコーチング」

「少し難しい課題の設定」

 

が今の僕には必要であると思います。

 

まあ焦らずに気負わずに

 

少しずつやっていこうと思います。