Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

本日の学び:声を枯らす

声を枯らすほど喉を使った事がありますか?

 

僕は今日のスクールで

 

初めて喉を潰す一歩手前まで使いました。

 

正直僕は自分に負けかけていました。

 

有り体に言えば

 

クラブの代表に会うのが嫌で

 

「辞めたい」

 

と本気で思っていました。

 

普段は優しくて

 

冗談を飛ばす余裕もあるんですが。

 

選手たち

 

もしくは僕らコーチをコントロールしようとするとき

 

もろに感情を使ってくるので

 

動きが止まってしまう場面があります。

 

ルールなどで縛ればまだ良いのですが

 

「そこは○○じゃない」

「普通○○っしょ」

 

みたいな自分の価値観を押しつけるような

 

言い方をしてくるので

 

指摘された方は気持ちよくありません。

 

結構ねちっこい性格なんですよね。

 

僕はそれを思い出す度に

 

最近ブルーな気持ちになっていました。

 

いっそのことコーチを仕事にするのを辞めて

 

他の仕事をしながら

 

少年団などでのんびりやっていく方が

 

性に合っているとも思い始めていました。

 

そういう心の変化があったからこそ

 

今回の練習は何にも囚われずに

 

吹っ切れたのかもしれません。

 

僕が意識したのは

 

「とにかく楽しむこと」

 

対人系の練習を多くして

 

自分の気持ちも乗せつつ

 

子供たちの気持ちを乗せるような

 

コーチングを増やしました。

 

その結果

 

子供たちの表情は明らかに

 

満足感に満ちていました。

 

額を流れる汗。

 

「楽しかった」

 

と言わんばかりの表情。

 

まさに僕が見たかったものでした。

 

僕は特に難しいことは意識していません。

 

コーチングにもそれほど幅はありませんし

 

難しいメニューもやっていません。

 

それでもコーチング1つで

 

こんなに選手は変わるんだと

 

改めて実感しました。

 

大事なのはコーチが熱量を出すこと。

 

それに他なりません。

 

何も考えずに声を枯らす

 

まずはここから定着させていこうと思います。

 

一周回ってきた気がしますね。笑

本日の学び:自分の教育的観念を浸透させる

教育的観念。

 

難しい。

 

ようは自分が持つ教育的な考え方。

 

ものの見方。

 

をしっかり子供に伝えること。

 

これまでの僕はそれを避けてきました。

 

なぜなら

 

自分に大した人生経験がないから。

 

しかも明らかに上から目線じゃないですか。

 

横の関係だったら

 

間違いなく生まれない言葉です。

 

でもそれって言い訳にしかならなくて。

 

たとえ薄っぺらい人生経験だとしても

 

子供たちよりは生きている時間は長いわけで

 

立場的にも

 

子供たちを教育するのも大人の役目であり

 

人間教育するのも

 

コーチの役目です。

 

だから苦手だろうと

 

果敢に挑戦する必要があります。

 

とはいえ

 

人生経験が薄っぺらいのは

 

厳然たる事実としてあるわけで。

 

じゃあどうすればいいのか。

 

それは自分の考えをまとめる以外にありません。

 

教育すると言っても

 

それほどレパートリーはないと思います。

 

今思いつくところだと...

 

「喧嘩」

「ふてくされ」

「悔し泣き」

「冷やかし」

「怠慢」

 

これ以外にもあると思いますが

 

思い付くところだとこんな感じ。

 

例えば自分にパスが出てこないことにふてくされて

 

仲間がシュートを外した時に

 

必要以上に語気を強めたとき。

 

よくありますよね。

 

度々登場する僕が尊敬するKコーチは

 

練習を止めて話をしていました。

 

「一回集合して」

 

「チームメイトがシュートを外したときとか、パスをミスしたときはなんて声をかけてあげればいい?」

 

「どうすればミスをした子が次は頑張ろうって思えるかな?」

 

一人の子供が

 

「ドンマイ!次は頑張ろうとか?」

 

と言った直後に

 

「いいね!それでいこう!」

 

と言ってすぐにプレーに戻していました。

 

目的はあくまで強度の高い練習なので

 

余計な時間はかけたくないという意図も見えます。

 

説教じみて、しみったれた雰囲気になることを

 

嫌ったのも意図としてあるでしょう。

 

その後そのふてくされた子に

 

同じようなコーチングは聞かれず。

 

つまり効果てきめんです。

 

多分僕がやっても響きません。

 

「あの若造なんか言ってんぞ」

 

くらいに思われるかもしれません。

 

でもそれを見逃すことはもっとダメです。

 

今までの僕です。

 

子供だけの解決なんてあり得ません。

 

その子の発言力がずば抜けているならなおさら。

 

その場を取り仕切る大人にしか出来ません。

 

だからいざというときに

 

気の利いた事を言えるように

 

事前準備が大切です。

 

想定される状況を洗い出すことに加えて

 

自分が人生で大切にしていること

 

子供たちに伝えたいメッセージをまとめて

 

それを状況に合わせて使い分けることが必要になります。

 

子供たちに挑戦を説くからには

 

自分が挑戦しないと言葉に重みが出ません。

 

僕も今の考えをまとめて

 

何か事件が起きたときに

 

一旦止めて落ち着いて話をしたいです。

 

まあ絶対に声はうわずるし

 

視線が定まらないし

 

呼吸の仕方を忘れるほど緊張するとは思いますが。

 

でもそれを恥ずかしいと思う気持ちを捨てる必要があります。

 

でなければ子供を指導する大人は務まりません。

 

多分今の時代を引っ張るリーダーたちも

 

僕が子供のころの指導者や先生も

 

きっと同じことで悪戦苦闘したことでしょう。

 

だって「その場のノリ」が通用しませんから。

 

ぶっちゃけ新米指導者でもその場のノリでなんとかなる場面は多いです。

 

でも教育だけは日頃から感じた事を

 

しっかりメモしてシミュレーションしておかないと

 

とっさに気の利いた言葉は出てきません。

 

だから僕は新しくその作業にもこれから取りかかろうと思います。

 

それでは。

本日の学び:オーガナイズを作り込む

オーガナイズを作り込む。

 

これは当たり前のようで

 

中々難しいことではないでしょうか。

 

僕は昨日のスクールでいつも通り

 

「1対1」と「2対2」の対人練習を行いました。

 

起きた問題は

 

コーチの横に列を作るために

 

そこに向かって一直線に帰ってきてしまう問題です。

 

低学年ですから危機意識は当然まだ低いです。

 

直線で帰ってきた方が当然早いですから。

 

そうなると次入る子たちとぶつかってしまうリスクがあります。

 

僕はそれを避けるべく

 

毎回「早くどいてね」を連呼していました。

 

しかし、今度は毎回言う時間が無駄になってしまいます。

 

確かにリスクは回避できるかもしれませんが

 

オーガナイズとしては詰めが甘いと言わざるを得ません。

 

解決策としては

 

例えば反対側のコーンの外側を通って帰ってくるとか。

 

ルールを設けてしまうのが手っ取り早い。

 

もう1つ問題として出たのが

 

「足速い子に有利すぎ問題」

 

です。

 

コーチからの配球が毎回まっすぐだと

 

単純な「よーいドン」になり

 

足が速い子が毎度のように勝利して

 

2対2であれば

 

他の3人は何もせずに終わり

 

という惨状が生まれていました。

 

「全員に活躍の場を与える」

 

これは絶対です。

 

具体的な解決策としては

 

コーチからの配球での一工夫です。

 

まっすぐに入れるだけではなく

 

足が遅い子がいる方に転がしたり

 

あえて奥に転がしたり。

 

ああ、でもよくよく考えてみると

 

足が遅い子とか消極的な子は

 

配球を工夫したとしても

 

足が速くて積極的な子に負けてしまう気がします。

 

なので手っ取り早い解決策は

 

スタート地点をゴール横にしてしまうことですね。

 

でもそれだと今度はゴールまでが遠くなるので

 

さらに工夫が必要になりそうですね。

 

思い切ってゴールを全方向においてしまうとか。

 

後は配球で不公平感を生まないように調整して...

 

うーん。難しい。

 

やっぱりグルーピングの段階で消極的な子を

 

「上手いけどパスも出せる子」

 

と同じグループにすれば

 

上手いこと活躍の場を提供できるかもですね。

 

あんまりヨイショした感が出てしまうと

 

今度はその子のプライドを傷つけることになってしまうので...

 

そこもコーチのさじ加減です。

 

いずれにしても

 

「練習の質は準備の段階で決まる」

 

はおおよそ真理かもしれませんね。

 

 

感情を使うことで緊張と緩和をコントロール

組織か個か。

 

前回のテーマについて僕は

 

「組織が絶対的に優先されるべき」

 

という答えを出しました。

 

組織の利益を追求するために個が存在する。

 

例外として

 

組織の利益を追求するために個を優先してもいい

 

「条件」が揃った時に限って

 

個を優先してもいいという結論でした。

 

しかし、僕はそこでふと思いました。

 

「でも結局のところ、緊張感さえあれば組織を優先しようが個を優先しようが構わないのでは?」

 

と。

 

誰かを特別扱いしたとしても

 

緊張感がそこにあれば組織は問題なく回る

 

ということです。

 

「あの人は常に自分たちを監視してる」

 

という意識が組織員にあれば

 

リーダーが何をしようとも緊張は解けないと思います。

 

まあその状態に持って行くまでに

 

どうしても「組織優先」のマネジメントは必須になるとは思いますが。

 

いずれにしても「緊張感」さえあれば

 

極論マネジメントの方法論なんて何でもいい

 

というのが僕の今の考えです。

 

じゃあ、どうやって緊張感をコントロールするのか。

 

その手段の1つとして

 

「感情を使う」

 

ことが有効だと考えます。

 

これはあくまで

 

「計算された感情」

 

でなければなりません。

 

本能的に出た感情は博打にしかなりません。

 

状況に適していれば吉と出ますが

 

適していなければ逆効果になるかもしれません。

 

「今は緊張感が必要だから怒る」

 

とか

 

「今は緊張感がありすぎるから冗談を言っておどける」

 

とか。

 

感情を使うことで緊張と緩和を自在にコントロールすることが出来ます。

 

当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。

 

ただ感情は緊張感の振れ幅を大きく左右します。

 

自分に激怒している気がないとしても

 

受け手からしたら

 

「うわあ、この人めちゃくちゃ怒ってる」

 

となる可能性もあります。

 

緊張感が過度に増えてしまうリスクもあります。

 

だから感情を使う機会は基本的に

 

勝負所に限ると考えた方が良いと思います。

 

逆もしかりです。

 

ジョークを言ってピエロになるのも

 

勝負所に限ると思います。

 

他にも緊張感をコントロールする方法として

 

「ルール」があると思いますが

 

それは感情よりも緊張感の振れ幅が小さいと思っています。

 

それについてはまたいつかの機会に。

 

少しずつではありますが

 

自分の中でロジックが組み上がっていくのを実感しています。

 

指導者は現場に立ってナンボですね。

組織か個か

僕がこの頃考えていることを

 

メモ代わりに記事にしようと思います。

 

よく言われますよね。

 

「組織と個どっちが大切か?」

 

みたいな話。

 

僕はこれに明確な答えがあると思っています。

 

僕が思うのは

 

「いや、組織が優先に決まってるでしょ」

 

というシンプルなもの。

 

でも世間ではなぜか

 

「個を優先する」

 

風潮があるのが現状です。

 

例えばサッカー日本代表でも一昔前に

 

中島翔哉選手という生粋のドリブラーがいて

 

どこからでもドリブルを開始する

 

守備をあまりやらない

 

でもドリブルの切れ味が抜群で

 

決定的な仕事が出来る

 

みたいな特徴がはっきりした選手がいました。

 

当時の森保監督は中島選手のマイナス面も分かった上で

 

チームに組み込むことを選択していました。

 

つまりチームの利益のために「個」を優先したのです。

 

組織形態は違いますが学校でも同じです。

 

例えばクラスに勉強も運動も超優秀な子がいて

 

その子だけは毎日頑張っているから

 

「遅刻OK!」

 

なんてやりだしたら学級崩壊まっしぐらです。

 

特に子供が多い組織なんかは

 

「個」を優先した途端にすぐに破綻すると思います。

 

なぜなら

 

子供達はまだ精神的に未成熟で

 

「自分以外の誰か」

 

が特別扱いされるのを良しと思わないからです。

 

僕の高校時代のサッカー部の監督もそうでしたね。

 

中学時代全国に出たこともある

 

めちゃめちゃ上手いボランチがいて

 

その子を監督は

 

まるで我が子のように丁重に扱うわけです。

 

でも他の部員に対してはまるで

 

「お前らは全然ダメ」

 

とでも言わんばかりに厳しい態度を貫いていました。

 

当然部員からは毎日のように愚痴られていました。

 

今思えばあれも立派な「チーム崩壊」でしたね。

 

精神的にある程度成熟した大人が集まる組織だったら

 

多分問題ないと思います。

 

リーダーがとてつもないカリスマであればなお良いですね。

 

ビジュアルがめちゃめちゃかっこ良くて

 

誰もが付いて行きたくなるような能力があれば

 

「あなたが言うなら間違いない」

 

とリーダーに対して従順になるかもしれません。

 

加えて、あまりに人数が多いと

 

必ず1人は特別扱いに異議を唱える人はいますからね。

 

「少数精鋭である」

 

という条件付きでもあると思います。

 

まとめると

 

「少数精鋭でなおかつ成熟した大人が集まる組織、あるいは成熟した大人達をカリスマ的リーダーが率いている組織」

 

であれば

 

個の優先度合いを高めても

 

マネジメントが上手くいく可能性はあると思います。

 

ロナウドがいた時代のマドリー

 

がまさにそうでしたね。

 

世界最高峰の選手をジダンがまとめる

 

みたいな。

 

ですがジダンは例外中の例外です。

 

「個」を優先したところで碌なことになりません。

 

例えば僕はサッカーの指導者なので

 

子供達とは

 

「指導者」と「選手」

 

という関係です。

 

僕は4年生のセカンドチームを担当しているので

 

大体人数にして18人くらいでしょうか。

 

もし仮に僕が

 

 

「子供たちの主体性を伸ばすために見守りに徹しよう」

「あいつはいつも一生懸命頑張っているから優しいコーチングをしよう」

「攻撃に特徴がある選手だから守備を免除しよう」

「喧嘩とか言い争いも全て管理して仲裁しよう」

「選手も同じ人間なんだから対等に接しよう」

 

 

なんてやり出したら

 

指導者はコントロール権を失います。

 

これらは全て実体験です。

 

例えば喧嘩の仲裁に入ったとしますよね。

 

でもどこの世界の喧嘩でも

 

両者譲らずに収集が付かなくなるに決まってます。

 

「はい、僕が悪いです。ごめんなさい」

 

で丸く収まった喧嘩を僕はまだ知りません。

 

むしろ中途半端に大人が介入したところで

 

話がややこしくなるだけです。

 

それよりも問題なのは

 

渦中の2人もしくは複数人に構っている間

 

他の子らは蚊帳の外に置かれ

 

間違いなく練習の強度が落ちます。

 

それは「組織の利益」に反することになります。

 

僕の街クラブであれば

 

「クラブ員の満足度を高める」

 

という会社の利益に反します。

 

強度が低い練習をしても意味がありません。

 

集中力を欠いた行動が始まります。

 

喧嘩の仲裁をしながら練習も見られるなら別ですよ。

 

でもそんな超人なんていますかね。

 

むしろ「二兎を追う者は一兎をも得ず」になりそうです。

 

だったら最初から

 

「喧嘩が始まったら当事者はピッチの外に出て和解するまで練習に参加してはいけない」

 

などの「ルール」を決めてしまえばいい。

 

あるいは「喧嘩」が起きた原因を

 

「組織全体の問題」として扱うのも手かもしれません。

 

具体的には

 

全体の動きを止めて集合させ

 

あえて当該の二人にスポットライトが当たるように仕向けて

 

急速にクールダウンさせるように仕向けたり。

 

いずれにしても

 

「組織ありき」

 

で物事を考えないとおかしな事になります。

 

これが最近僕が導き出した答えです。

 

他にもこのテーマについては思うところがあるので

 

別の記事で書こうと思います。

本日の学び:大失敗

昨日の練習は地獄でした。

 

僕が担当したのは中学年。

 

新3,4年生あたりの年代です。

 

年度初めということもあり

 

体験の子が来てくれたり。

 

新たなスタートを迎えました。

 

しかし

 

そんなフレッシュな雰囲気とは程遠く。

 

かなりゴタゴタの多い練習になってしまいました。

 

まずは僕の観察不足が招いた

 

体験の子の涙。

 

コーチとして

 

「子供たちの安全を確保」

 

する事は義務です。

 

その子は練習中に

 

「そこは○○して!」

 

とかなり強めの口調で他の子に言われてしまったらしく。

 

僕はそれに気づくことが出来ませんでした。

 

いろいろ策を講じる以前の問題です。

 

勇気を出してスクールから育成にチャレンジしてくれたのに

 

いきなり強い口調で言われてしまったら

 

楽しいわけがありません。

 

マズローの欲求階層説でもある通り

 

「安心・安全欲求」

 

というのは生理的欲求の上にある

 

低次の欲求です。

 

そこすらも満たされないのならば

 

その組織に属する事は難しくなります。

 

僕はそれを意識出来ておらず

 

「どうしたら練習を成功させられるか」

 

ばかりに目が行っていました。

 

もちろんそれも大切です。

 

でもこの時期というのは体験の子も多く

 

「今いる子らを満足させるよりも、その子らを手厚くサポートするくらいが丁度良い」

 

という風に代表にも言われました。

 

当然そうなると他の子は疎かになりますが

 

それよりもクラブ員を増やす事を第一に考える

 

今は「その時期」だと強く意識すべきだと反省しました。

 

その他にも失敗はありました。

 

まずは練習の強度がかなり落ちてしまったこと。

 

それによって

 

喧嘩や怪我が頻発してしまったこと。

 

どれも

 

「コントロールが利かなくなった」

 

故に引き起こされた問題と言っても過言ではありません。

 

コーチがしっかりコントロールして

 

集中力をフルに使って練習に取り組めれば

 

そもそも喧嘩したりふざけたりする余地は

 

生まれないはずですからね。

 

コレは自他共に認める

 

僕の一番の課題でもあります。

 

僕は「厳しいコーチ」にまだなりきれていません。

 

「子供達主導で」

 

とか

 

「とにかくポジティブな声かけで」

 

とか

 

「選手に寄り添って」

 

とか

 

綺麗事だけで済まそうとしてしまいます。

 

だって嫌われたくないから。

 

みんなそうでしょ?

 

僕なんかは特に昔から

 

「嫌われることを過度に嫌う性格」

 

でしたから。

 

友達と何をどう話すか

 

○○と言ったら嫌われてしまうんじゃないか

 

話している時はどういう態度で

 

どういう顔で話せばいいのか

 

などを神経質に気にしすぎて

 

コミュニケーションが破綻することもしばしば。

 

丁度怪我なども重なって

 

精神的に不安定になり

 

精神科に通っていた時期もありました。

 

どうやったら気に入られるか。

 

どうやったら友達でいられるのか。

 

他人との関わりに神経質になった経験があるからこそ

 

僕は人一倍

 

「人から好かれたい」

 

という気持ちが強いと自負しています。

 

でも

 

「好かれたい」という気持ちが根本にある状態ではチームが全く機能しない

 

ことは、多くのコーチの共感を得られると思います。

 

確か元日本代表監督の岡田武史さんも

 

同じような事をおっしゃっていましたね。

 

僕は先日「ブレイクスルー」についての記事を書きました。

 

まさに僕が次乗り越えるべき「壁」は

 

ここにあると思います。

 

「嫌われる勇気」

 

早速僕は7km先にあるジュンク堂書店に行き

 

安藤広大さん著の

 

「リーダーの仮面」

 

と國分大紀さん著の

 

「最高のフィードバック」

 

という本を買ってきました。

 

この2つを読んで

 

「本物の信頼関係の築き方」

 

について学ぼうと思います。

 

今は正直苦しさしかありません。

 

「これも経験だ!」

 

なんて口では言うものの

 

メンタルはズタボロです。

 

それでも前向きに頑張れるということは

 

やっぱり僕はサッカーが好きで

 

子供たちが好きなんだなあ

 

と改めて実感しているところです。

 

何度失敗しても引っ張り上げようとしてくれる

 

代表とKコーチのためにも

 

一緒に悩んで苦しんで

 

いつも相談に乗ってくれて

 

新しい発見を産んでくれる

 

Yコーチのためにも。

 

成長スピードをどんどん上げて

 

早く「常に及第点が取れる」コーチになりたいです。

 

皆さんも共に頑張りましょう!🔥

 

 

 

 

 

 

 

本日の学び:厳しくやらないと楽しくない

「突っ立ってるだけじゃ何にもならないから」

 

僕が尊敬するKコーチに言われた一言です。

 

その日はTRM。

 

僕は試合前のアップで中々気分が乗らない子供たちを

 

ただただ傍観していました。

 

「何かを言うべきか言わざるべきか」

 

僕はずっと悩んだ挙げ句

 

無言を貫いていました。

 

しかしそれではダメなんです。

 

U12とかは別ですよ。

 

何かを言わずとも自分たちで声をかけあって

 

毎回「それなりの」集中力と強度で

 

練習や試合に臨んでくれます。

 

しかしU10位の子供たちはどうでしょう。

 

恐らくコーチが尻を叩かなければ

 

自分達でやる気を出すことは不可能だと思います。

 

まあそれもレベルによりますけど。

 

だからコーチは「声」で選手のやる気を引き出す必要があります。

 

僕はそれを改めて痛感しました。

 

実際に僕が大声で叱咤するようになると

 

選手たちの集中力と強度は見違えるように高まりました。

 

それはスクール生相手だろうと同じです。

 

もちろんコーチングの内容は簡単にはなります。

 

けれど「強度」を意識させるのは共通です。

 

「はい!ディフェンスもっと寄せよう!」

「取られたらすぐ取り返す!」

 

これくらいの声かけは必要です。

 

僕はようやく甘さが解けてきた気がします。

 

遠慮は逆効果です。

 

「まだスクール生だから...」

 

とか

 

「サッカーが嫌いになったらどうしよう」

 

とか。

 

そんな事は考えるだけ無駄です。

 

だってもしコーチが何も言わなかったら

 

何も起きないですから。

 

むしろ「マイナス」になります。

 

選手はだらけるし

 

試合だったら一方的な展開になるし。

 

だから相手が誰であろうと

 

最低限サッカーに必要な「知識」

 

「強度」を植え付けるようなコーチングは必要です。

 

スポーツってそもそもそういうもんじゃないですか。

 

一生懸命やるから楽しい。

 

全く疲れない楽なだけのスポーツをしたいなら

 

友達と集まって公園で草サッカーでもすればいい。

 

そうじゃなくて

 

「サッカー」を学びに来ている子達に対しては

 

しっかりとサッカーを通して

 

「成長」を実感してもらいたい。

 

そう考えた時にまず「強度」は最低限です。

 

そのためにはコーチの「厳しい声かけ」が絶対不可欠。

 

今一度それを肝に命じて

 

また明日から現場に立ちたいと思います。