Road to 「my club」

マイクラブ設立を目指すコーチ達へ

本日の学び:オーガナイズを作り込む

オーガナイズを作り込む。

 

これは当たり前のようで

 

中々難しいことではないでしょうか。

 

僕は昨日のスクールでいつも通り

 

「1対1」と「2対2」の対人練習を行いました。

 

起きた問題は

 

コーチの横に列を作るために

 

そこに向かって一直線に帰ってきてしまう問題です。

 

低学年ですから危機意識は当然まだ低いです。

 

直線で帰ってきた方が当然早いですから。

 

そうなると次入る子たちとぶつかってしまうリスクがあります。

 

僕はそれを避けるべく

 

毎回「早くどいてね」を連呼していました。

 

しかし、今度は毎回言う時間が無駄になってしまいます。

 

確かにリスクは回避できるかもしれませんが

 

オーガナイズとしては詰めが甘いと言わざるを得ません。

 

解決策としては

 

例えば反対側のコーンの外側を通って帰ってくるとか。

 

ルールを設けてしまうのが手っ取り早い。

 

もう1つ問題として出たのが

 

「足速い子に有利すぎ問題」

 

です。

 

コーチからの配球が毎回まっすぐだと

 

単純な「よーいドン」になり

 

足が速い子が毎度のように勝利して

 

2対2であれば

 

他の3人は何もせずに終わり

 

という惨状が生まれていました。

 

「全員に活躍の場を与える」

 

これは絶対です。

 

具体的な解決策としては

 

コーチからの配球での一工夫です。

 

まっすぐに入れるだけではなく

 

足が遅い子がいる方に転がしたり

 

あえて奥に転がしたり。

 

ああ、でもよくよく考えてみると

 

足が遅い子とか消極的な子は

 

配球を工夫したとしても

 

足が速くて積極的な子に負けてしまう気がします。

 

なので手っ取り早い解決策は

 

スタート地点をゴール横にしてしまうことですね。

 

でもそれだと今度はゴールまでが遠くなるので

 

さらに工夫が必要になりそうですね。

 

思い切ってゴールを全方向においてしまうとか。

 

後は配球で不公平感を生まないように調整して...

 

うーん。難しい。

 

やっぱりグルーピングの段階で消極的な子を

 

「上手いけどパスも出せる子」

 

と同じグループにすれば

 

上手いこと活躍の場を提供できるかもですね。

 

あんまりヨイショした感が出てしまうと

 

今度はその子のプライドを傷つけることになってしまうので...

 

そこもコーチのさじ加減です。

 

いずれにしても

 

「練習の質は準備の段階で決まる」

 

はおおよそ真理かもしれませんね。